(人材に悩む企業)
外国人ビザについてご紹介します。
今回は。。。
技能実習制度(ぎのうじっしゅうせいど)
のビザについて紹介します。
技能実習生のビザとも呼ばれます。
技能実習制度とは
「我が国が先進国としての役割を果たしつつ国際社会との調和ある発展を図っていくため、技能、技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力することを目的としております。」
厚生労働省のHPより
(日本から発展途上国への国際貢献)
もう一つの言い方だとしたら
日本から発展途上国への技術力移転による国際貢献
簡単な流れは
外国の方(技能実習生)が日本に来る。
日本で技術を学びながら仕事する。
仕事で得た知識と経験を自分の国に帰って生かす。
というシステムです。
とてもシンプルですが、いくつかの注意点を知っておきましょう。
在留期間
(最大5年間の在留期間)
基本在留期間は1年間~3年間です。
3年間が経ったら、更新して2年間追加で
最長5年間の在留期間となります。
更新しないとビザの有効期限が過ぎたら技能実習生が
帰国しないといけないです。
機関を通す必要
(毎月1回義務面接)
技能実習生を入れようとすれば、管理団体を通さないといけないです。
管理団体は企業の希望やニーズに合わせて、技能実習生の紹介をします。
日本滞在の外国人労働者の行方などを管理する面もありまして、
職場の安全性、労働基準を守るためにも設けてあります。
職種の制限
(溶接)
技能実習生は様々な業界で活躍されています。
しかし職種には限りがあって、
以下の職種は可能となります。
農業 施設園芸・畑作・果樹・畜産・養豚・酪農
漁業 一本吊り・延縄・まき網ひき網・養殖
建設 工事・大工・石材加工・配管・塗装・掘削
食品 缶詰・製造・燻製・発酵・漬物・給食
衣服 紡績・織布・染色・寝具・絨毯・シャツ
機械 仕上・検査・鋳鉄・鍛造・加工・プレス・鍍金
その他 印刷・製本・プラ成形・塗装・溶接・
自動車・包装・磁器・ビルクリーニング・介護
かなり多くの職種でしょう。
(介護)
まとめ
外国人を採用したいと考えている企業なら、
技能実習生を受け入れるのは理想かもしれません。
しかし、技能実習制度の短所は勿論あります。
例えば、外国人は安い労働者として扱っている事実もあります。
職場は異常に危なかったり、
社会にしっかり定着できなかったり、
落とし穴のようなケースもあるでしょう。
外国人社員を入れる前に企業側が準備をしっかりしないと
日本の社会に馴染まない外国人が増えるだけです。
技能実習制度のメリットとデメリットがありながら、
外国の優秀な方々が日本で仕事するのはとても
少子高齢化社会の日本の救いにもなると考えられます。
(落とし穴)
技能実習制度の紹介は以上で終わりますが、
どう思いますか。
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